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ひび割れた私の仮面
頬を伝うひとしずく


“それ”をあなたは笑顔と呼ばない

2008/7/29
未整理 2014/04/21(月) 17:38 編集 削除

在るのは
砕けた檻と
千切れた鎖


其処に居たものがいない


見慣れた景色の豹変
その意味を
彼はまもなく知る


『嘘だ』
自分を騙しても
時間は騙せない。
最期の時まで
冷酷に針を進め続ける


近付くのは
重い足音と吼え猛る声
己の鼓動


感覚は研ぎ澄まされ
身体はただ震えるだけ


恐怖の瞬間を引き伸ばす
滑稽な人形と化した


弁解も謝罪も通じない
言葉などただの飾りに過ぎず


祈っても神には届かない
彼を恐怖から救うのは
振り下ろされた
その爪だけ

2008/7/27
檻を壊して
鎖を千切る


枷の外れた身体
浴びる日の光
歓喜の咆哮


自由を掴むなど造作もない
こんなもの
始めから意味のない玩具


ただ奴を安心させただけ
油断の果てに植え付けた恐怖


獣は向かう
自由を奪った者の『自由を奪う』



哭き声はじきに響くだろう

2008/7/27
[決意]


なぜ、
与えてくれるの
気にかけるの


言葉の恐ろしさ
一番知ってるのは君なのに


ありがとう
この一言に全部込める


変わってみせるよ
君の隣 誇るために

2008/7/22
未整理 2014/02/24(月) 09:18 編集 削除


耳を塞ぎ
眼を瞑り
口を閉ざし
僕は消えた


続ける事はできない
切り捨てて
言い聞かせた
『仕方ない』。


あの日聴いた歌と共に
君の知らぬ歌を耳に
雑踏をゆく


気が付けば
探している


その姿を。

2008/7/19
未整理 2014/02/24(月) 09:12 編集 削除
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プロフィール

雨月 真希の詩置場。
 【雨】…オールジャンル。
 【月】…情景、幻想的。
 【真】…退廃的。
 【希】…応援、前向き。
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